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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。

 

2020/12/10 HP EliteDesk 800 G1SFF 4 515エラー解消と別アダプター魔改造

中国より電源ユニットP2アダプター到着

12月7日に待ちに待ったEliteDesk 800 G1 用の電源アダプターがようやく到着した。と言っても11月23日に注文して翌日24日に発送されているので14日間で自宅の玄関まで届いたことになる、ある意味凄いことだと思う。一番安い送料だと186円で済むのだが日本まで30-50日(Cainiao Super Economy Global)輸送にかかると言う事らしいので、それよりも270円程割高になる代わりに日本まで13-20日で送ることが出来る「AliExpress Standard Shipping」を使用したのが功を奏したみたいだ。最短で届くと嬉しい。そこで注文数を増やすと1つあたり40円ちょいの輸送費値上がりのようだったので、余分に仕入れても需要はあるだろうとの目論見で3つも購入してしまった。。。残りの2つを販売して1つ分の元が余裕で取れるとセコイことを考えたのだが・・・後になってそれが、凶とでた (゜レ゜)

9日の朝にやっと時間がとれたので既にケースにセッティングしているマザーボードの電源に差し繋ぎをした。この勝利(POSTエラー画面に打ち勝つ)が判り切っている状態で勝負の電源を入れる瞬間は、まさに至福の一瞬である。

あれ、見慣れた画面が・・・今回もPOSTエラー画面が出ている。まあ、中国製だし3つも購入すれば1つくらい不良品がたまたま混ざっていたのかな??等と都合の良いように心理的ダメージの少ない方向で思考をめぐらして行く。いつものパターンである。2つ目のアダプターも同じようにPOSTエラーが出る。3つ目に至っては電源すら入らない(これは完全に不良品)。

結局このタイプのアダプターではPOSTエラーを解消することが出来ないことが判明した。。実は購入に先だってショップの方に、そのショップで売っている商品のアドレスを提示して「この商品でEliteDesk 800 G1はF1を押すこと無くWindowsに入れますか?」と質問をして「問題ありません。F1は必要ありません。」という返事を貰っていた商品があった。しかし、いざ購入する際に同じショップ内で違う商品を注文したようなのだ。

これが純正電源のP2ソケット(参考)

純正電源のP2ソケット

紛らわしい表記と誤注文

その間違えて注文した商品は先に出した表のBタイプのアダプターだった。なんで間違えたかというと、、そのBタイプのアダプターにはちゃんと「Elite 800 G1」と適合機種に書いてあるのだ。最初に質問した商品(Cタイプ)には「ProDesk 800」と記載されていた。たまたまその商品で質問したのだが、ProDeskとEliteDeskは別物なので自分で判断をしてBタイプがその質問をした適合機種だと思い込んでしまったのだ。急いでいたということも、チャットのやりとりには時間がかかるということも誤注文の原因ではある。

最低限の起動すらしない1つは交換して貰うつもりだし、記載ミスもあるので出来れば全て交換がいいかな~?とも思うがやっぱり都合良すぎかな・・?Bタイプの需要次第なのだが、自分のせっかちな行動も原因のひとつなので、とりあえず1回言ってみる程度にしておきます。

左が本来購入すべきCタイプのアダプターで、右が間違えて購入したBタイプのアダプターです。

CタイプのP2  BタイプのP2

いざという時の為の腹案

前回のこのEliteDesk 800 G1シリーズで「中国製の物は配線の色と電圧との関係は無視して作られている場合が多いのでチャレンジしたいことはあるのだが、危険なのでやめておこうと思う。」という記載を覚えてくれているでしょうか?この記事だけに興味があって、この記事だけを続きで見てくれている人だったなら「ああ、なんか言ってたなぁ」ぐらいに記憶してくれているかもしれません。その危険な方法を試す時がついに来たのです。新たに最初にショップへ質問した商品を注文し直して待つわけにはいきません。最悪でも1つは交換してくれるとは思うので、交渉の段階になりますので、少々時間も必要です。

私の手元にあるのは、最初にヤフオクで購入し515エラーが出るので再度Amazonから送られてきて、ついでに間違えてAliexpressで2つ注文したので4つもAタイプを所持しています。次に今回到着したBタイプが動くものが2つあります。電源周りの物ばかり、順調に無用なストックが膨らんでいっている状態です。

電源変換ケーブルの魔改造

写真を見比べてみると純正の電源コードのP2と、CタイプのアダプターP2だけが6番口に何かを差しているという点で特徴が一番似通っています(だから最初にショップにこれを質問したんですけどね)。Cタイプは6番の黒のコードいない代わりに2番が無くて5-6番を短いコードで直結しているんですよね。形だけでいえばBには1番に配線がないので一番理想に遠くて、Aの方がよりCに近い形です。

そこで、私は万が一の時に試してみる事にしていたやたらと所持しているAタイプの改良をやって見る事にしました。A→Cへの転換です。正直配線だけを頼りに色も無視してやる積りでしたので不安でしたが、電源ではなく信号の方のP2でしたし灰色線でしたので幾分不安は軽い物になっていました。素人なので電源コードの方なら怖くて触れませんし、それで正解だとも思います。

AタイプP2

配色に惑わされずに、位置で判断。

Aタイプ(日本でも一番よく目にするタイプです)の2番の灰色のコードを引き抜く事は出来なかったので(上の写真だと白のケーブルの事になります)、10cmくらい切り取りました。元の2番ソケットの中には線の切れ端が残ったままです。電源(24口の変換口)から出ている方も切れたままで24口に繋がっています。しかしP2の2番には間を10cmほど切り取ったので接続できていない状態です。その切り取った10cmの灰色線を両端を裸に剥ぎ取って5番と6番に捻じ込みました。これでマザーボードにP2を差すとケーブルに5番と6番のピンが触れるという形になって写真でみるCタイプと同じ配線になるはずです。これでもF1の必要なPOSTエラー画面が出るなら2番の口の中の灰色コードの残骸をなんとか取り除いてみる積りでしたが、このやり方でPOSTエラー画面は消えてくれました。時間があるときにでもUV硬化樹脂か何かで突っ込んでいる5番6番の配線の補強をすれば充分かと思います。

中国産でも工場により色が違います。下の写真は最初に入手した分を加工した写真ですが、上の色違いのP2は後から中国から購入した分です。上の写真のやつなら、白いコードを加工して5番6番に繋ぐという形になります。

Aタイプ2色違い

 

残りは、足らないUSBピンをどうするか?最初から無かったバックI/Oパネルの作成・ビープスピーカーが大きすぎるメーカー製のスピーカーでしかも2PINなのでこれをどう付け替えるかが残された課題になりました。フロントUSBユニットは信号を出しているので、ケース中に内臓したままにするしか方法がないというのが現状の案です。次回で、最終回になる予定です。前回(11/22)のコード表はそのページで恥を晒しながら修正しておきましたがこちらにもUPしておきます。

間違いやすい3種類のアダプター[形は同じ]

 A HP  Workstation Z230 Z220
 B HP Compaq Elite 8100 8200 8300
 C HP Compaq Elite Microtower 8380 8000 ProDesk 880 600G1  EliteDesk800G1←ここでした。12/9修正

フロントパネルコネクタピン関係は、リセット以外は全て差す所がありました。判明していますが説明図の方を作っていないので次回に纏めて掲載いたします。