当サイトは Google Analytics&statcounter社により、不正アクセスによるトラフィックの監視をしています

サイト上部バナー

割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。

 

2020/11/29 Dell Optiplex790 1 Q65チップ SandyBridge限定

近況

HP EliteDesk 800 G1のマザーボードの途中だったのだが、電源変換コネクタが到着しないことには、作業ができないのでこの機会にモバイルサイトの設置にとりかかり一応の形が出来たので公開した。全て手打ちで作っている骨董級のサイトなので、不備も散見していたが、なんとか修正も終わることができた。

しかしそれらをやっても、中国からのコード類が届くのにはまだまだ時間がかかる。ストックのNEC mate のマザーをやろうかと思ったりもしてみたが、おそらくこの前に終了したばかりのlenovoとそう大差が無いと思うので、後回しにしようと考えた。ネタとしても面白くない。そこで新たなマザーボードの調達に乗り出すことにした。

調達といっても特別な仕入れルートがあるわけではない。ご閲覧の皆様と同様にヤフオクやメルカリなどで中古ボードを漁るだけなのですが・・・・・。

 

購入したメーカー製マザーボード

単に「dell」としかサイトに表記されておらずIvy Bridgeのi3が乗った物。ジャンクで購入しました!

手元に届いたので調べてみるとIntel Q65express チップを使用した物らしく、BIOSをバージョンアップしたとしても第3世代のcpuを載せても動作させられない代物だと判明。これは・・・出品者が「Ivy Bridge世代のCPU」を載せて動作しないからジャンクと言ってるのなら、お買い得だったかもしれない。そのi3自体には裏面に欠けがあるのでジャンクかもしれないのですが、送料込みで2000円で購入したのでマザーボードが生きていたら損はない。

早速第2世代のCPUの調達に取り掛かるのだが、paypayフリマの初回利用で上限1000円まで割引という通知がきていたので、paypayフリマで探すとCore i5-2500k が2700円で売っていましたので、標準価格だったので割引を使ってすぐに購入し、1700円でCPUの方は準備できました。

CPU取付

CPUが届きましたので、普通の形状のシンク用の穴が空いていましたのでLenovoで使用したクーラーを使おうと思ったのでしたが、背面ブラケットが在りませんでした(これは元々ブラケットがなくケースの内部鉄板が盛り上がって穴があるところに取り付けていたものだと後で判明)。

HP EliteDesk 800 G1のような7-10cmなんていう変わった形状ではなかったので、その辺のブラケットを代用で使えそうだ。当たり前のようにLenovoの処分用マザーボードから背面を外して流用することにしました。

取付に関して軽い問題点が発生した。

マザーボードに空いた穴は元々ヒートシンクのネジだけが入るための物だからブラケットの足(ネジ受けの周囲には穴に通すためのプラスチックの半円形の囲いがある。それで固定される仕組みになっている。それを私は足と呼んでいます。)が入らない寸法だった。EliteDeskとは違いピッチ自体は合っているので、穴を広げるだけで良かった。ドリルなどは持っていないので、カッターナイフの刃でグリグリを繰り返し結構時間がかかったが足が入るところまで広げることができた。Lenovoの背面ブラケットは問題無く流用できました。他のメーカーもこのやり方でいけそうです。

ふと、考えたのですがHP EliteDesk 800 G1のマザーも正方形ピッチの穴をあけることで限定されたヒートシンクの使用から解放されることが出来るかもしれません。背面ブラケットが取り付けれるように試してみる価値はあると思います。

デルオプチレックス ヒートシンク取付

デルオプチレックス 背面ブラケット加工取付図

メーカーの独自性

このマザーボードにもやはり今までの他社の物と同じでメーカー製独特の癖がありました。ヘタすればEliteDesk 800 G1よりも癖が強く移植は無理かもしれません。古い物ほどその傾向が強いのですが、メーカーごとに傾向に違いがあるというのも又別の流れがあります。

ファン電源ピンが5ピンであること。周囲の囲いの形も市販の4ピンソケットと形状が違いますので、5ピン周囲のプラスチックを排除すれば4ピンをさせるかもしれませんが、ピンアサインが判らない状態では無駄足になる可能性がありますので、まずは稼働させる為にCPUファンを動かせれば「良し!」とする事にします。下記の変換コードを使ってペリフェラルピンからの直結でCPUクーラーに繋ぎました。

 

 

直結ですると音がうるさいですが、とりあえず稼働するかどうか確かめる事を直下の事案としていますのでこれでヨシとします。CPUファンと共にケースファンも5ピンです。

デルオプチレックス CPUファン電源5ピン  デルオプチレックス ケースファン電源5ピン

 

電源も通常の24口なので、これで起動条件が整いましたのでで、いざ起動!

デルオプチレックス POSTエラー画面

デルオプチレックス BIOS入口

 

ここでようやく製品名が判明しましたが、多くのPOSTエラーが出ました。これもHP EliteDesk 800 G1と同じ匂いがしてきました。

CPUファンとハードドライブファンにエラーが出ています。ハードドライブファンというのはケースファンのことでいいのかな?どちらにしてもここに何かを差さないとPOST画面が毎回出てくるということのようです。邪魔だな~。

その他には、パワーボタンケーブル失敗。前面I/Oパネルケーブル失敗。ハードディスクが見つかりません。

パワースイッチ

パワーボタンケーブルのピンはCPUの5ピンの上にある黒い小さな四角形の5ピンの囲いです。これも特殊な物ですが、ピンアサインを試して判明させワイヤージャンパーで繋ぐかもしくは純正のコードを入手してケースに繋ぎ変えるかしか方法がなさそうです。それでもケースのコードは切りたくはないので、純正の方のコードを切って加工してジャンパー(配列変換ケーブルの意)で繋ぐかですね。

ヤフオクで Optiplex の790 ではないのですが、スイッチケーブルやフロントUSB周りのI/Oパネルとケースファンが激安でありましたので、購入しました。414円と送料520円で合計934円の出費になりました。これで一応エラーは消えるはずですが、上手くいったとしても「HP EliteDesk 800 G1」のようにUSBだけはケースの中に入れて使用しないといけなくなるようです。Optiplex790 の場合はオーディオピンもUSBオンボードピンと一緒になっているかもしれないので(フロントI/Oパネル実物を見るまでは不確定ですが)、これもやっかいな面です。左側の黒い34ピンのデータケーブルソケットのようなソケットがそれです。

フロントI/Oパネル

あとはintruderと書かれた3ピンとスピーカーのオンボードピンしか残っていません。intruder はおそらく「侵入者」の意味なのでケースが空いている場合などの検知器をさしていたのじゃないかと想像しています。POSTエラーが出ないのであれば放置しておきます。

前面USBユニット

オーディオピンがUSBと一緒のオンボードに含まれているというのは大変困りました。 ファン用の5→4変換コード等はAliexprresにて注文しましたので、ケースファンの方は切って差しておくだけでいけるかどうかのテストはできるのですが、今のところオーディオに関してはユニットからの配線を特定してジャンパーを噛ますしか手段が思い付きません。USB2に関してはPCIxからでも作れるのでどっちでもいいんですけどね・・・

別のマザーボードも購入

実は今回は他にもマザーボードを購入しています。Acer Veriton X4630G という第4世代の物です。これはさして問題は無いようですので1記事で終わりそうなのですが、後日書きたいと思っています。

今回購入した2枚のマザーボードには購入理由があります。ヤフオクやメルカリで自作のゲーミングパソコンなる物を販売している物を眺めていますと、マザーボードは市販の物ではなくメーカー製を使っている品がチラホラ見受けられます。バックI/Oパネルのカラフルな物を使っているのがそうなのですが、カラフルなバックパネルといえばAcerやDell のようなので値段と相談しながら選んだ次第です。Acer はなかなか汎用性が高いので、やろうと思えば市販のメーカーにも劣らない物が作れそうです。