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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。
2021/02/06 Dell Inspiron 3847 1 (ピン修理 製品特定 BIOS3647Sistem流用)
今回はDELLマザーボードとしか表示されていなかった物で、ソケットのピンも傷んでいるのでお得感満載のマザーボードを激安で入手できました。H81というのが写真で確認できたのとHDMIが備わっているのが確認できましたので、ピンの傷みはものともせずに決断しました。(安く手に入れるためには妥協したというのが本当の処です。)
CPUソケットピン修復
修理のための小道具
これが普段使っている修理道具です。
レンズは100円均一の2倍用、千枚通しは製本用のやつです。ルーペは視力の落ちてきた私にはこれでは厳しくていつも苦労しています。あまりピンの悪いマザーボードに当たることが無かったので、これで間に合わせてきましたが、今回の修理が済んだ後になりましたが、販売店のいう処の公称10倍の物に買い替えました。実際は4~5倍でしたけれど、次からは以前の物よりは格段に楽になりそうです。よ~し、ソケットピン曲がりを狙って格安でGETするぞ~!(笑・「ケチ臭っ」て声が聞こえてきそう・・・)
新しく購入したルーペ、楽天で送料込み680円でした。
Before after ~ ソケットのピン修復後
で、やはりルーペが悪いせいで曲がっている方向を把握するのに結構時間がかかりました。シャーペンの芯口で修理する人も多いようなのですが、私は一度折ってしまったことがあるので、ピンの上の方だけを押して調節するようにしています。
1本だけは曲がりではなくて、折れて無くなっていました。綺麗に撮影できている角度の写真なのですが、別の角度からではまだ若干バラツキがあります。
起動確認
指でなぞってみて尖がりが無い事を確認してCPUをセットして見ました。もちろん裏面に傷をつけたくないので、まずは安いセレロンで起動テストです。BIOSへ入る前にPOSTエラー画面がありましたが、それは後で判った範囲で詳細に記載いたします。まずは、動作できてBIOSまで辿り着けたことの喜びを噛み締めたい!(^^)!
↑BIOS画面↓DELLシステムアセスメント画面
BIOS/デバイス更新と製品名判別
ここでBIOSが2014年8月の物なので、i7-4790k(6月発売)が使える可能性が高いのかな~?と期待はしつつDELLのサイトでBIOS更新があればやって見る算段で進めていく。とりあえずは、各種更新を出来るだけ楽にWindowsから出来るようにOSも準備してメーカーサイトへ飛んでみた。
私の検索力不足なのか、Inspiron3647のページではBIOS更新は探せなかったがドライバ類だけは更新した。移植になるので、意味は無いかもと思うのだが・・・
実はこの機種はBIOSやWindowsでのシステム表示上は、Inspiron3647と表示されるようだが、実際は3847であることがこの後にオーナーズマニュアルを調べていてて判った。3647のシステムをそのまま流用しているからそういう表示になるのだろうと思う。中国工場の手抜きだなと思った。
ちなみに3847のオーナーズマニュアルは此方からダウンロードできますので、形を見てください。(3647はマザーボードの形が今回の記事での物とは異なりますのでBIOSシステムは流用していても製品としては別物確定です。)
Dell Inspiron3847 オーナーズマニュアルダウンロード 直リンク
3847の方ではBIOS更新が1つだけ見つかった。ただ、i7-4790kが使えるかどうかだけが知りたい事なので1度目は販売時の初期の状態のままで試してみることにして、今回はbios更新は見送った。お目当てのCPUが使えなかった場合にだけ更新してみようと思う。
次回はi7-4790kが使えるかどうかのチャレンジと、ボード上のコネクタピンやエラーメッセージ解除や移植に際して注意すべき点などを掲載したいと思います。もうひとつ、どこかでやろうと思っていたのですが、各メーカーによってcpuクーラー取付の為の背面ボード(黒いプラスチック製のバックパネル)に違いがあるので、流用できない物もあったりして、その点をヒートシンクの形状の違いと共に紹介出来ればと思っています。メーカー横断の話になる予定です。