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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。

 

2021/01/29 IBASE MB980VF-KWPI Q87 ピンアサイン Memory CPU 拡張性 2/2

フロントパネルコネクタの説明書とは違うピンアサイン図

フロントパネルコネクタは取扱説明書20ページに記載のあるそのままでは接続しても正常動作しないので、判り易く図面に起こしました。

ibaseフロントパネルコネクタ ピンアサイン

フロントパネルコネクタセッティング写真

説明書記載のピン位置でおおまかには合っているのですが、+と-の位置が反対に記載されていたり、POWER LEDのGNDが直ぐ横のピンではなくて1つ間を空けたピンになっていること等やってみなければ判明しないことを図にしました。

メモリーと対応CPU

メモリーはECCメモリでもテストしてみたけれど、動作しませんでした。全くFANが回転しませんでした。

CPUに関しては想像していた通りi7-4790kは動作しませんでした。

せっかくの高性能チップのマザーボードですが、USB2.0の数とCOMの数とSATAの数辺りだけのためのチップのようです。業務用(産業用)ということでもっと汎用性が高いものかと過剰な期待をもってしまっていたかもしれません。Q87はXEONのE3-1200番台v3をサポート出来るはずなんですが、このマザーではCPUの手持ちがないのでテストは出来ませんが、期待はしない方がいいかもしれません。取説にもXEONは記載されてないですしね。

その他気付いた点など

このチップを使っているのにUSB3.1の20ピンを備えていないのは大変に勿体ない事だと思います。業務用ではフロントパネルの使い易さを意識するという事は当時は意味がなかったのかもしれません。USB2.0さえあれば、当時は接続設備との情報通信は事足りていたのだろうと思います。もっと使い勝手のあるチップなのに残念です。

PCIE-x16の位置がやはり少々上に付いているように感じます。短いグラフィックボードを付ける際は干渉の問題は生じ無いと思いますが、17cmを超えてくるグラフィックボードだったならメモリスロットの爪を開く際に干渉するのではないかと思いました。この間隔ならPCLeの一番上はx1を付けるべきだったなと思えます。勿体ない造りと構成のマザーボードです。所詮デスクトップパソコンに転用しようという物珍しい人間が現れることは考慮しないで造られている代物なのだと思い知らされました。このマザーボードの発売された頃はそれほど昔の時代でもないし、シングルファンのグラフィックボードでも17cmを超える物は普通にありますし、DualFANのグラフィックボードも当時にも販売してたはずなんですけどねぇ~。x8でのグラフィックボードの使用を想定していたのでしょうか??x16がこの位置にあるので、拡張スロットの使い勝手は悪いという結論です。

セッティング図

 

BIOS更新がなく、i7のk付きが使えないという事が早期に判明したので其の時点で私の興味心も失わせる製品でした。。。