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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。

 

2021/04/29 グラフィックボード春大乱真っ只中 遅ればせながらマイニングスタート

結構更新期間が空いてしまいました。また別の機会に書きたいと思いますが、このブログ自体はかなりの手間暇かけてアドセンスに合格(11記事5回目でした)してるのですが、まったく収入になりません。ひと月でコーヒー代にも足らないです。缶コーヒーならなんとか(笑)。どうりで大量にブロガーがYouTubeへ鞍替えたのも納得できるなと・・・

金額的な面の肩透かし的な側面よりも貴重な労力と時間が空振りの結果になっていることに少々嫌気が生じてきまして、記事を書く意欲が消失していました。

もちろんその期間は興味の出てきていたマイニングの方に行動を移していきました。今回はそのマイニングについて記載したいと思います。

マザボネタのブログの方は、ネタがあってバイタリティのある時に更新するというスタイルでしばらくはやっていきます。

仮想通貨の高騰

自作・メーカー製マザーボードの記事を書いていた関係で3月くらいにはグラボは安く買えるようになると見通しを立てていて、その頃にrtx2070superあたりを安く中古購入しようと密かに目論んでいたのですが、3月初めに入っても一向に価格が下がる様子はなく、どのグラボも上がる一方でした。完全に見通しを外しました。

ネット検索してみると、どうやら仮想通貨の高騰でマイナーが買い漁っていて、それでショップで買えない事をいいことに転売屋がショップへ朝駆け、ネットで夜駆けで血眼になっているとのこと。おまけにショップまで転売ヤーもどきの売り方をしている所を多く見かけます。あさましいですなぁ~商道徳って言葉は死後なんでしょうか?ちなみにBTOショップでもグラボだけを捌いてしまってBTOはRTX3060以下のグラボでしかやってない店もあります。。BTOショップには一般の流通枠とは別にBTO用としてのグラボが入るのですが、普通のと同じように箱もスポンジクッションも取説も何もかも付いています(送料がかさむので客には送らないだけです)ので、個別に売れちゃうんですよね~。

日本国内ではそういう事情らしいけど、世界的に見ると半導体工場の原因不明の不可思議な火災の頻発やコロナによる物流面の障害等も重なっているとのことで、一時的に高騰する要因は国内外を合わせて揃っているようだ。日本の転売ヤーという存在だけが、恥ずかしい存在だと思う。

一時的な半導体の供給不足が原因でのグラフィックボードの高騰であれば、ゲームも動画作成もしない私にとっては半年待つこともできるので問題のない話なのだが、マイナーが買いあさっているところの原因になっている仮想通貨の高騰という部分の内容が気になった。気になった点はあるのだが、間違えていたら賢そうに記載することが汚点になって残るので、ここには記載しませんがパソコンが普及してなかった時代から株式現物や商品先物に手を出しグラフ用紙を張り合わせて竹定規でチャートを書いていた頃を経てPCでのFX・CFDと首を突っ込んできた私のよくコケる感が、遅れても飛び乗れ!とささやく。ささやくというより日々その声がデカくなり乗り遅れたら大きな機会損失だぞ!と強迫観念的なつぶやきになってきた(すでに乗り遅れなんだが・・・)。で、金銭的に迷いながらも素直に自分の心の声に従うことにしました。。。

 

グラフィックボード集め

3月の前半から集め始めたのですが、これを書いている4月末よりは全然ましではあるものの、1月と比べたら格段に値上がりしていました。当然最強コスパのRTX3060Tiなどは単体では絶対に入手不可能な状態。そうなってくると凡人心理としては値上がり商品を買う(といってもオークションかbtoしか手段が無いわけなんですが)事には抵抗がありましたが、まずは巷で話題のRTX30シリーズから物色をはじめました。

まずは

3月4日に「msi RTX 3070 GAMING X TRIO」、

3月17日に「Gigabyte AORUS GeForce RTX 3070 MASTER」、

3月16日に「Msi GTX1070 ARMOR 8GB」、

3月28日「Palit GTX1070Ti DUAL」、

3月28日「Gigabyte AORUS GTX 1080 Ti Xtreme Edition」、

3月29日「ASUS GTX 1080 Ti(ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING)」

と3月中に6台準備しました。

利益が出るものだったら何でも良かったというか知識が少なかった。1070系は今出てくる物はおそらくマイニングで使い古されているし、10系自体が20系に比べて古いので使用頻度も高く求めない方がいいと今では分かる様になりました。1070は2台ともTiにするつもりだったのですが、出品者の出品ミスで普通の1070をTiとして出品していたようで、一部返金を受けて1070を引き取ることにしました。それでこんな不揃いになってしまいました。

1080Tiはメモリが大きいのでマイニングには向くのではないかと思い購入しました。Gigabyteの方はほぼ新品みたいな物でお買い得でしたので数年ハードに使用しても大丈夫そうです。ASUSのROG-STRIX-GTX1080TIは曲者で使用感はあるのですが、セッティング前のテストでは問題がないのですが、いざマイニングに使用するとGPUクロックを上げてもメモリ転送速度を上げても下げても、ハッシュレートが下がるんです。オーバークロックモデルらしいのですが、それ以上に強固な制約が施されているようです。パワーを70%に設定するしか調整の仕方がありませんでした。メモリ速度調節も成果が出ないのでDaggerHashimotoで36~39程度しか出せません。ゲームベンチではGigabyteのノーオーバークロックよりもスコア高いんですけどね・・・マイニング用にはASUSのグラボは二度と買いません。それと1080ti自体がイーサリアムじゃなくて他の種類の通貨(GrinCuckatoo32など)を掘りたがるので扱いにくいです。

 

その後4月7日にSEVENでBTOを購入してRTX3070を抜き取り、CPUとマザーボードとメモリは自分のパソコンの世代替えに流用、4月15日に「MSI GeForce RTX 3060 GAMING X」を取得。で、今8枚体制でやっています。4月に入るとグラボが一段と高騰してきたので、RTX 3060にしか手がだせませんでした。3060は発売価格からしたら高く感じますが、今でもマイニングコスパは悪くない。3080買うくらいなら3060を2枚買うかな。。。ただ、3060はハッシュレートに問題があって単体で47出ていたものが複数差しにすると44~45に下がるのが難点。もちろんパワー制限とオーバークロックはやっていますがロード率が97~95%になるんですよね。。。

3060と3070はショップにも並ぶことがあるらしいのですが、転売ヤーが血眼になってゲットするので買えないです。。。ただ、3060は5月にマイニング規制強化版が出るらしいので、今でも手には入る代物なんですから急落するんじゃないですかね?

あ、それと3月にドスパラで3090のBTO購入して支払いも完了していたのですが、2日遅れてキャンセルしました。税込みで29万ほどでしたから今持っていたらグラボ転売して残りは丸儲けでした(笑)ただ、ドスパラは過去に裁判にもなったらしく専用マザーボードのBIOS更新はドスパラにパソコンを送ってしなければならない(しかも有料で送料まで掛かる)ということが判明したので、キャンセルしたんですよね。その翌日には売値2万上げていたので素直にキャンセルに応じてくれた理由がわかりました。今では7万円以上値上がりしています。

 

8枚グラボでマイニングPC4台体制

マイニングマシン4台

 

少し自己紹介

手前左のThermaltakeOverseer RX-IにはRTX3060とRTX3070、手前右のAntecElevenHundredには1080Tiを2枚、後列左のCoolerMaster HAF XにはRTX3070を2枚、CoolerMasterCM 690 II Plusには1070Tiと1070の組み合わせでやっています。フレーム形式のリグでやった方がコストも管理もしやすかったのかも?と思い始めていますが、理由があってケースでのリグ造りを選択したのでもうこのままいきます。あと2台作る予定です。

次回からは1台ずつ個別に紹介していきたいと思います。