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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。
2021/09/25 私のマイニングリグ最終形態とLHRを避ける選択
3月から直感を根拠にマイニングに魅せられて取り組みを始めてから早半年が過ぎました。当初はわけも分からず古い機種のグラフィックカード等も結構買ってて無駄な投資を始めたのですが、現在はLHRしか入手できなくなってきたので、手元に残っている古いグラフィックボードでもそれなりに自分の中では輝きを持ち始めたりしました。ファンの回転が不規則になったので、ファンを取り寄せてサーマルパット張替えとヒートシンクの洗いとファン交換等で手を入れたGTX1070Ti等は手放すのが惜しくなり末永く使おうかとも思いはじめました。その他のGTXは一時は全て処分したのですが、GTX960とGTX970をそれぞれ1台映像出力専用に入手してしまいました(メインPCのCPUが11600KFなもので)。どちらも4GBのものですが、私の利用ではそれで十分で万が一動画作成をするようになるとしても1日に数本上げるような環境にはならないので、8Gが1本あれば十分かなと思っているところなのですがロマンを追って16GBの物を1本入手したい気持ちになってきています。なので純粋に手持ちの高性能グラフィックボードはマイニングにだけ使用しています。
現在のリグの形はこんな感じです。
当初は埃で汚れるのが嫌だったこともあって、ケース中での運用にこだわったので別の部屋にはドデカイケースが6つ転がっています。(後始末どうしよう・・・( ;∀;))。やってきて判ったことはケースでやっても埃は溜まるということです。掃除がやりにくい面や冷えにくい&ファンの電気代がかかる等の非効率の方がデメリットとして大きくなりました。最初からオープンリグでやるべきでした。
上記のリグはZ87-PROというHASWELL世代のマザーボードを使用しています。流れ的に同じ物をそろえていったのでこの世代になったのですが、第6-7世代の物の方がマイニングに認識などの面で適しているのではないかと思います。CPUやDDR3メモリがあったことや1枚このマザーボードでピン修理品をもっていたのでこれを使用したのですが、結局7000円程度でまともな動作品を3枚購入しています。RTX3060での解除が出来る事を優先順位にしていましたので、マザーボードだけでジャンクも合わせて8枚くらい購入しています。アホですね・・・
RTX3060混合リグと温度管理
それで現在は1枚のマザーに5枚のグラフィックカードを差していますが、そのうちの2枚はX16にフレキシブルケーブルを用いてのRTX3060で残りのX1を利用してRTX3070を使用しています。全て非LHRもしくは解除可能なLHRです。一番上だけが4枚の運用ですので、現在14枚のGDDR6を運用していることになります。RTX3080を避けたおかげか夏場は最高でも64度に抑えることができました。これを書いている9月25日では昼でもエアコン無しで最高に高いボードでも62度以下を維持しています。(外気温29度)温度管理で改造を除けば一番大切なのはグラフィックボード同士の間隔だということが分かりました。その次にはリグのファンの重要性に気が付きました。現在はThermaltakeの1200RPM のファンを大量購入して使用していますが、逆に真夏はこれをつけていませんでした。リグフレームのファンを付ける面を外側にして設置していましたので、やり替えるのが面倒で扇風機とサーキュレーターで遠くからくるエアコンの冷気を流し込むという作戦で乗り切りました。それでも温風を逃すためにリグの後ろのふすまを空けていますので部屋の冷えは悪かったです。 私の冷却の弱い環境で夏場を乗り切れたのはグラフィックボードの間隔を確保したこととGDDR6で揃えた事に尽きたと思っています。(それとエアコンの室外機に車のフロントガラス用のサンシェードを買ってきて切って貼り付けたことかな)これで37度の日でも冷風が供給されたので乗り切れました。
来年の夏に継続しているようでしたら1800RPM程度のファンにお金をかけてバージョンアップする必要があるのかな?と考えています。
実行ハッシュレートが大幅に落ちていた時にしたこと
現在は750MH/S少し上くらいのハッシュレートなのですが、実行ハッシュレートが大幅に1割くらい落ちていた時期がありました。気が付くのが遅かった(こんな物かと思っていたので)ので1ケ月くらいはそのままでした。
私の場合は、LANケーブルを6aにするとかモデムにヒートシンクを貼るとかしてみましたが、効果があったのは(というかこれが原因)モデムの冷却でした。
LHRを避ける選択
LHRのグラフィックボードでもハッシュレートが出るとか出ないとか話題になっていますが、それ全部業者が売りたいから情報流してるだけですから!ワット数を非LHRと比べてみてください。とてもマイニングに使えるような代物ではありません。LHRははっきりいってマイニングにとってはゴミです。まだRADEONを買う方がワット的にましな選択です。
NVIDIAでは主なグラフィックボードがLHRに置き換わったのでグラボの選択肢がグッと狭くなりました。しかしリセールやドライバの安定度などを考えるとやはりNVIDIAで探してしまいがちです。そしてLHRでもハッシュレートが出るという消費電力を論じない罠に掛かって買う人が後をたちませんね。その人の勝手ではありますが・・・
選択肢は私の思い当たるところでは3つです。
①RTX3090
RTX3080が入手出来ないから代用品として・・・冬場は温度を気にしないでハッシュレート稼げそうです。マイニングやめても飾りにして所有の喜びを味わえます!
②RTX2070supper 84W 42MH/S
時々絡んでいるYouTuberさんからの情報。公開されているので書いてもいいでしょう。最高のワットパフォーマンスです。情報をくれたYouTuberさん「【マイニングが趣味】 暇つぶし家族 秘密基地」マイニング情報を自由なスタイルで知ったかぶりもせず自然体で垂れ流しています。
③RTX A4000 119W 63MH/S 海外のYouTube動画。
これは日本でも密かな人気で品薄になってきています。ただ、ワンスロット分の厚みしかないので10枚並べることも可能だが、ヒートシンクも薄いだろうし長時間稼働は控えめな設定にしないと苦しいのではないかと想像しています。ファンもリテールタイプだし。元々最高で140Wしか使わないメモリGDDR6の16GBの製品なので、私も買うかどうかイベント日程と睨めっこで考えています。9月に上がった動画なのでLHRではないこととP/L 85%で使用というところまではわかるのですが、設定はわかりません。温度は一応59度でいけてたようでした。
RADEON買うならまだ良いですが、マイニング目的ならくれぐれもお金捨てたい人以外はLHRは甘い説明にだまされて買わないようにしましょう。LHR登場前からやっている人が購入しないのはそれなりの理由があるのです。