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割と時間の自由になる仕事についている暇オヤジが趣味でいじくりまわしている、古物(絵葉書など)やパソコンについて備忘録さながらに新たな発見を残していくプログです。

 

2023/08/08 淀川でのウナギ釣り 第1話(錘の選択とミミズの飼育)

前回の記事でマイカーの紹介をしたのですが、この夏は結局車で入っていけない(昼は行けるのだが)河川敷でウナギ釣りに嵌ってしまいました。家から河原まで歩いて15分なので距離的には問題がないのですが、鈴が鳴るまで車で寝ていたいのですが、食べ物を得るために楽はさせてもらえないのは仕事をすることと同様のようで堤防を上り下りして河原を横切り川べりまで辿り着いています。

場所は単純に家から一番近い場所にいっています。長柄橋よりも上流で神崎川一津屋水門よりもやや下ですが、枚方市でもウナギが釣れるという話しでしたので問題なく釣れるだろうと考えて通いはじめました。

それで竿も少し欲しかったのでヤフオクで中古の竿やリールを7000円で購入しました。ウナギ釣りに使える竿は2本程度であとは磯用の5m竿が多い感じです。8本リール付きで入手しました。丁度その竿には丸形中通し重りがついていましたので、仕掛けを目で見て覚えることが出来たので非情に役にたちました。昨年も中古の釣り具を購入していましたので、中通しオモリや留めゴムなどは多くもっておりウナギ針を購入するだけで済みました。

ウナギ釣りの仕掛け

ウナギ釣りをやってみるに当たってネット検索で「ウナギ釣り」を検索してみたのですが、錘(オモリ)は中遠しがよいとは書かれています。中通しではない分銅でやっている人もいるようなので必ずしも中通しでないといけないというわけでもないようです。上記はスッポン狙いで作っている仕掛け用の一部です。ウナギは淀川でやっていますので23号を使っています。

錘(オモリ)の号数や形状の選択

10号で充分と言っている人がいたり、淀川の河口だと20号有った方がいい(舞洲で釣っているときに元船乗りというおっちゃんが言ってた)と言われていたりいろいろ説があるようです。ようするに水の抵抗によるのだと思われます。ちなみに淀川の水深は5メートルです。竿に錘を付けて川に投げるとテグスの30メートルは余裕で水の中ということになります(真上から糸をたらしているわけではないので5メートルの長さだけが水中にあるというわけにはなりません)。ようするに錘で踏ん張ろうとしてもテグスが水流を受ける面積が多すぎて耐えきれないということです。ですから20号でも余裕で流されます。現在おそらく(番号が記載されてないので)23号を付けていますが余裕で流されます。これが水深1メートル程度の川なら15号でも足りると思うのですが、淀川くらい水深があって流れも強い川(普通に木の枝が流されていっています)だと流されるのが当たり前といった事を前提に竿のポジションを取らないと複数の竿を出すと絡まってしまいます。

色々な形の中通し錘で試してみましたが、丸錘が一番根掛かりが少なくかかっても取れやすいと感じたので丸オモリで統一しました。これは淀川だからです。錘の号数や形状は誰かの記事を読んで決めつけることはしないで、その川ごとに違う状況を汲み取って決めるべきだと思います。

餌(ミミズ)の確保と飼育

川でのウナギ釣りの餌といえば、河口や穴釣りでもない限りはミミズが王道のようです。私は子供の頃は吸い込みにサナギ粉と小麦粉の練り餌で田舎の方では釣っていました。思い出話になりますが、四国三郎と呼ばれる吉野川の無茶苦茶上流に属する地域(ダムのすぐ下流)でこんなとこでウナギがいるのか?と大人たちも驚いていたような地域です。今は移住ブームで人口が少し増えているようです。もしかしたら海へ行かない稚魚というのも存在するのかもしれません。

話しがそれてしまいましたが、最初は大阪市内でのミミズの調達方法が分からなくて(堺市なら古墳周辺だろうなとか見当はつく。箕面や能勢や川西ならどこにでもいるだろう。)通販でシマミミズを購入しました。合わせてダイソーで腐葉土を安いので3つほど購入。これが6月の事でしたので釣り人がまだ多くはなくてウナギ資源が豊富だったことが幸いしたのか、シマミミズで大物がよく釣れた。しかもナマズ率が低かった。シマミミズを針につけると余る部分が少なく、すぐに針の部分に食いつくのが餌だけ食われるという率が低い原因じゃないのかと思う。これは私の個人的な考えです。

その頃も腐葉土だけの中にシマミミズを入れていたので速いペースで死んだ。それでもウナギがメインで掛かるし安いシマミミズでこれだけウナギが食べられれば儲けものだと思っていた。しかし、欲が出た。ドバミミズのほうが良いという記事を何度も目にするに連れて欲望が膨らみ通販でのドバミミズ購入に踏み切った。最初の50匹くらいの時は腐葉土だけでも数日は生きていたのだが、100匹購入した際には翌日には全滅していた。

ミミズは土を食べるのにコンポストの記事とゴッチャ混ぜにして読んでしまっていたのか野菜なども入れてしまったりして虫が発生していたことや購入した腐葉土に白い発酵剤のような物もついていたり、土に手間をかけていないくせに大量のドバミミズを入れてしまった事等、反省することは多くあったので一度全部捨てて土を作り直すことにした。

丁度そのころ、ナマズとウナギを狙いにきているベトナム人達と河原で知り合いになった。幸いなことに野生の勘にするどく、たくましい行動力を持つ彼らはドバミミズが飽きるほど簡単に取れる場所を知っていて気軽に教えてくれたし、ついでに案内もしてくれた。お礼にミミズ通しと適量サイズのウナギ針と仕掛けを貰ってもらった。彼らもとても喜んでくれたのでWinWinだ。

で、上記の場所でドバミミズを通販で買っていたのがバカらしくなる程簡単に採集した後に、そのミミズを入れたバケツにその場所の土を多めに入れて持ち帰った。持ち帰った土を前回同様のダイソーの発酵剤入りの腐葉土と5:5の割合で混ぜた(どこかに比率が書いていたわけではなくて、1度目で5:2くらいで生き残り率が上がったので次に増やして5:5にしてみた)。

ミミズは落ち葉などの下の土に軽く隠れているので、とってきた落ち葉も混ぜたけれど、私は新聞紙をまるめて上部に敷き詰めるような感じで入れてみた。

日が立つにつれ土の量が減っていった。おそらくとしか言えないが、水分を吸うことで腐葉土の方が圧縮されているのだろうと思う。水は最初はスプレーでかなり吹き付けていたが、結局は新聞紙や落ち葉の下は濡れないので、今では丼でドバッとかけています。園芸用のジョウロあたりが適当品かな??その場合でもやはり新聞紙の下は乾いたままで。ミミズはその位置に居付いています。結局湿気は必要だけど、濡れている土は苦手だということなんですね。道理で水分が広がってしまう腐葉土だけでは死んで仕舞うはずです。

発砲スチロールのミミズ飼育

発砲スチロールのミミズ飼育2 発砲スチロールのミミズ飼育3

最後にミミズを捕獲してから3週間程経つが連日35℃の日々でも3分の2程度は生きているようです。

本当は一軒家で建物の横等の陰になるところに置ける状態が一番いいと思う。土になじめば蓋をあけていても逃げ出したりはしないようなので箱外で干からびて死ぬ心配もそんなにしなくてもいいと思う。私の場合はマンションでもあり太陽光パネルで風を邪魔しているのと、さすがに35-37℃の最近の気温では土をもっと深くして逃げ場を作ってやり太陽光パネルも外して風を受けるようにしてやらないといけないということと、豪雨でミミズがおぼれ死ぬ事も心配して室内飼育とした。現在は40-50匹程度が入っています。2回分の餌ですね・・・

 

今回はミミズ談義だけで結構な量になりましたので、ウナギシリーズは2回程度に分けることとして次回は季節ものなので出来るだけ早くということで、この辺りで終わりとさせていただきます。